災害リスクマネジメント工学 (JR西日本)

総合的な災害リスクマネジメント

巨大化、広域化、長期化する近年の自然災害に対しては、鉄道や道路などのような広域にわたるインフラ設備を維持・管理する事業者にとって、既存のインフラ設備に対する総合的な防災管理技術の確立が重要な課題となると同時に、一層の安全性の向上に向けて、異常気象時の交通規制等のソフト対策を含む減災や早期復旧・復興などに有効な多面的な防災対策も必要となります。本講座においては、広域インフラ設備の管理者のみならず市民生活にも貢献することを目的として、総合的な災害リスクマネジメントに関する研究を進めます。

教員

太田 直之 ( Naoyuki OTA )

特定教授(工学研究科)

研究テーマ

鉄道をはじめとしたインフラの防災能力の向上に資する技術として、災害リスクの評価方法、リスクに応じた防災対策の考え方、新しい防災対策技術の検討などの研究を行っています。

連絡先

桂キャンパス船井交流センター302号室
TEL: 075-383-3409
FAX: 075-383-3410
E-mail: ota.naoyuki.2wimage_atmark.gifkyoto-u.ac.jp

Guanxiong ZENG

特定助教(工学研究科)

研究テーマ

地震時における活断層変位は、トンネルをはじめとする地下構造物に深刻な損傷をもたらす可能性があります。本研究では、このような背景を踏まえ、理論解析・数値解析・遠心模型実験を活用し、地震時の活断層変位に伴う地盤ートンネル相互作用の解明、断層変位および地震動によるトンネル構造(山岳・シールドトンネル)の力学的挙動と損傷の把握、さらにトンネル構造物に対する耐断層・耐震設計手法の開発に取り組んでいます。

連絡先

桂キャンパス船井交流センター302号室
TEL: 075-383-7558
FAX: 075-383-3410
E-mail: zeng.guanxiong.7c@kyoto-u.ac.jp

研究テーマ・開発紹介

インフラ施設の耐災性向上に関する研究

近年巨大化しつつある地震や豪雨などの自然外力に対して,鉄道や道路などの構造物はこれまで以上の耐力を持たせることが必要となります.しかし,大きな自然外力に対する構造物の強度を無限に強化することは現実ではありません.そこで,本研究室では,豪雨や地震など外力の発生確率に応じた鉄道や道路構造物の耐災性向上対策に関する研究を行っています.

広域災害時の復旧順位支援手法

道路や鉄道などの交通インフラが規模の大きな地震、台風、豪雨などによって、広域にわたって被災した場合、生活社会全体の復興に寄与するためには、どの地域からの復旧が最適か意思決定することが求められます。そこで、広域災害時の最適復旧方法に関して、被災後のリスク評価に基づいて決定する研究と、そのための早期復旧方法に関する研究を進めます。

研究室ウェブサイト

http://www.ise.kuciv.kyoto-u.ac.jp/lab/