研究紹介

社会基盤工学専攻は、先端的な技術革新を通して持続可能な地球社会の維持再生と構築に貢献することを志向し、多様な研究課題に取り組んでいる。具体的には、社会基盤の創出、維持、防災、環境、資源・エネルギー開発基盤の整備などが主要な研究内容となる。特に、計算・実験力学の立場から、個々の構成要素に対する解析予測能力の飛躍的な向上を目指すとともに、地殻から大気までの巨大システムを、計算科学に代表される先端技術に基づいて総合的に把握するための技術的基盤の構築のための研究を推進している。

社会基盤工学専攻では、工学基礎の視点を重視し、基礎的で独創的な研究を志向するが、それと同時に、安全で持続可能な地球社会を創出するために必要な、社会的に有用な研究にも配慮している。計算・実験力学、理論・応用力学、地球科学といった理工学全般に共通した方法論の深化を目指しつつ、方法論の具体的実践の対象として安全で持続可能な地球社会の創出を軸に据えている所以である。社会基盤工学専攻の多彩な研究の具体的内容については、各研究室のページに詳しく記載されている。また、今後専攻パンフレットなどを通して広報活動を行っていく。

詳しくは研究室・教員の項をご参照ください。